
人生には、様々な問題が存在すると思いますが、一つだけはっきりと言えることは、誰でも幸せになれるということです。
私は、子どもの時に過ごした辛い一時期に感謝しています。そんな経験があったからこそ、『どんな日常の小さな出来事にも当たり前なんてないのだ』そして『本当にだいじなものは何か』ということを早い時期に気づかせてくれました。辛い過去があったからこそ、私の人生を豊かに、幸せにしてくれたと思っています。
私は、オッティミストと呼ばれる人間だと思います。たとえ、悪いことが起こったとしても、いつも良い方向に考えることが出来てしまいます。だって、人間は苦しむ為に生まれたのではないのですから。全ての出来事は、未来へ向かうための意味ある教えだと思っています。
幸せはどこにでも存在しています。ただ、見えていないだけなのです。特別な幸せを求めるのではなく、小さな出来事に幸せを感じることが大事だと思います。自分の良さに気づいて、素直に、自然体でいれば良いだけです。つまり、今のままで良いのです。そうすれば、幸せは自然とやって来ます。
人生という旅は素晴らしいですが、誰にでも必ず終わりがやって来ます。だからこそ、この限られた時間を無駄にしたくありません。出来るだけたくさんの感動を日々受けられることを願ってやみません。
素晴らしき人生に乾杯! VIVA LA VITA!
マリアンジェラ・ラーゴ

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ブリッランテな日々
多くの天才芸術家を輩出してきたイタリア人。彼らの文化的で自然な生活感覚、生きる情熱、幸福観、美に対する感覚に触れることで、あなたの人生が輝くかもしれません。なぜ彼らは自信に満ち、表現力豊かなのでしょうか? 自分らしく輝くために必要なこととは? 魂が満たされるとはどういうことか?

イタリアの日常会話から学ぶ これで納得!よくわかる音楽用語のはなし
音楽初心者から経験者まで、知っているようで意外と説明できない音楽用語をやさしく解説。
基礎から応用までをわかりやすく紐解き、楽しみながら音楽への理解と親しみを深められる一冊です。

イタリア語から学ぶ ひと目で納得! 音楽用語事典
音楽用語の本当の意味を、イタリア語の視点からひも解く一冊。
難しい専門用語も、やさしい解説とコンパクトなまとめ方でスッと理解できるように。
音楽初心者から経験者までおすすめです。


Mariangela Rago
イタリア北部の町プレーシャ(Brescia)に生まれる。ミラノ大学(生物学科)卒業。1989年来日。
2001~2007年、東京学芸大学講師を務め、同大学より2つの論文「イタリア語の子音の正しい発音1・I」を発表する。イタリア・ピアノ作品の出版に際し、研究・校計に協力、解説なども教筆している。
ピアニストの夫・関孝弘 (公式ホームページ) との共著「これで納得!よくわかる音楽用謡のはなし」続刊の「ひと目で納得!音楽用語事典」(全音楽譜出版社)は異例の大べストセラーを更新中。日本における音楽用語の歪んだ解釈を正し、イタリア語が持つ本来の意味を解りやすく解説。大きな反響を与えている。
NHKラジオ「まいにちイタリア語講座くイタリア音楽への招待>」の講師もつとめ、番組史上最多の問合せがあり、2011年3月まで3回放送された。さらに2024年には、NHKラジオ「応用編 美術にみるイタリアの女性像」に講師として出演し、イタリア美術における女性像の変遷をテーマに解説を行った。
子ども医療にも大きな関心を示し、夫婦で多くのチャリティーコンサートなどを実現している。「耳の聞こえない子どもたちのためのコンサート」、「重度心身障害児のためのコンサート」を始め、定期的に神奈川県立子ども医療センター・重度心身障害児センターにおいて、音楽が及ぼす影響力の研究が2014年から継続されており、すでにその研究成果は学会でも発表された。一昨年からは「子どもホスピス建設のためのチャリティーコンサート」などにも力を注いでいる。2014年、フィナーレ・リーグレ市(イタリア)より、多大な文化貢献があったとして名誉市民の称号が与えられた。昨年3月に出版された「ブリッランテな日々」(晶文社)は、発刊1年を待たずして1月に増刷。「世界はみな地球人!」と捉えるマリアンジェラ流イタリア生活術は国境を越えて日本人にも大きな刺激を与え、各界で話題となっている。二児の母親でもあり、イタリアと日本の文化の普及に力を注いでいる。
現在、東京音楽大学講師。
